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写真が趣味になりました

【現地観戦】KSL杯1回戦 AS Laranja Kyoto vs アイン食品

西京極にてKSL杯の1回戦を観戦してきました。
 
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地域リーグ決勝! その他国内サッカーまとめ

先週は様々なカテゴリーのサッカーがあったので簡単にまとめてみます。



J1

J1は代表ウィークのため試合がありませんでしたが、ヤマザキナビスコカップ決勝があり、ガンバ大阪が0-2から逆転し優勝しました。
広島の前半のサッカーは、ヴィッセル始めポゼッション志向のチームのお手本のような展開でした。ただ後半プレスをかけられなくなって、パトリックにいいボールが入るようになり、彼のフィジカルでゴリ押されたって感じでしたね。

J2

群馬vs磐田をテレビ観戦していました。圧倒的昇格候補と言われながらパッとしないジュビロと、J2中位が定位置の群馬の対戦はやはりパッとしない展開になりました。
序盤は群馬が積極的にボールを保持しペースを掴みますが、ジュビロのセットプレーからの連続攻撃にマークミスを犯してしまい失点。その後はジュビロも攻める気がないのか、散漫なプレーが目立ちました。
しかしここで終わらないのがBS劇場。元ジェフの青木孝太が投入されると惜しいチャンスを連発。結局終了間際にミドルシュートが決まって1-1の引き分けでした。再放送を観るつもりの人は後半20分からでいいと思いますよ!

J3

J3は金沢、長野、町田の上位陣が揃って勝利したので、金沢の昇格は持ち越しとなりました。
長野と町田は勝点1差のまま残り2試合。(おそらく)讃岐とのプレーオフを戦うのはどちらか注目です。

JFL

今週もっとも大きな動きがあったのがJFLレノファ山口。最終戦に勝利して来年のJ3昇格を確実にしました。
山口県民のみなさん、おめでとうございます!

地域リーグ決勝大会

私の応援している奈良クラブが出場していた大会。たった3つのJFLへの昇格枠を巡って全国のアマチュアチームが金土日の3連戦を戦う過酷な大会です。
結果的に奈良クラブは予選リーグを突破し、11/22-24で行われる決勝リーグに駒を進めました!
この決勝リーグには4チーム総当たりで行われ上位3チームがJFLに昇格します。進出チームは以下の通り。
クラブドラゴンズは流通経済大学の3軍らしいのでJFLへの昇格は遠慮してほしいですね。

まとめ

以上が先週末の国内サッカーのまとめです。個人的に地域決勝にかなり注目していますが、日本のどこかでJリーグを目指した戦いが行われているのかと思うとワクワクしますね!

J1昇格を決めた松本山雅もこうした過程を経て来ました。
四国リーグのFC今治には元日本代表監督の岡田武史さんがオーナーに就任しました。

こうしてみると徐々にサッカーが地域に溶け込んでいるのが感じられます。あなたの住む街にもJリーグを目指すチームがきっとありますから、騙されたと思って試合を見に行くと楽しいかもしれませんよ!

『地球温暖化を考える』(宇沢弘文、1995)

先日亡くなられた、宇沢弘文さんによる地球温暖化問題の啓蒙書です。



恥ずかしながら、亡くなられたという新聞記事が出るまでこの方のことを知らなかったのですが、経済学の本場であるアメリカで活躍された数少ない日本人のようです。

教え子には経済学部生にはお馴染みのスティグリッツ教授などもいるように、レジェンド級の経済学者だったようです。存命中にお会いできなかったのがとても残念に思います。


さて、この『地球温暖化を考える』という本は、まず「地球温暖化」という環境問題の要因や被害状況を伝えるとともに、その対策の遅れについても提言しています。

後半では資本主義vs社会主義という20世紀的な経済の枠組みから脱却し、より持続可能で豊かな生活が送れる社会を形成しなければならないと主張しています。


この本を読んでまず感じたことは、僕たち若い世代が小学校、中学校で使用した教科書の内容とほぼ同じ主張がされているいうことです。つまり1995年当時の宇沢弘文さんの考えが、主に平成生まれ以降の世代の環境意識の根底にあるということです。

例えば京都議定書を批准しなかったアメリカへの批判や、すべての異常気象の原因を地球温暖化になすりつけるような主張がそうです。

僕自身はこうした一方的な意見を真実にかのように教科書に載せるのは好きではないです。
地球温暖化によって得られるメリットもおそらくあり、そうした多様な考え方があることを子供に教育するのがいいのではないのかと思います。


ただ、後半の宇沢弘文さんの主張はとても熱のこもったものであることが伝わってくる文章でした。
国債の問題、為替の問題などからすぐに資本主義経済を捨てることはできないと思いますが、資本主義経済の次の経済のありかたを考えていく段階に近づいているのかなと思います。


本書の中に、いままで経済学者としてJ•S•ミルが取り上げられていました。
今後の社会のヒントがありそうなのでまた本を読んでみたいと思います。

『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか』(P・シーブライト、2010)を読んだ

『銃・病原菌・鉄』は非常にいい本でした。文章は読みやすいし、論理は明確だし、多くの学問を横断しているのでとても興味深い本でした。

本書で取り上げられていた「人類の成り立ち」というテーマをさらに深く追求するために、『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか』という本を読みました。

 

 

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【現地観戦】ヴィッセル神戸vsガンバ大阪(ヤマザキナビスコカップ準々決勝第一戦 @神戸ユニバー記念競技場)

(記事にするのが遅れてしまいましたが、せっかく書いたのでアップします。この記事は9月7日時点で書かれたものです)

 

ヴィッセル神戸にとってクラブ史上初となるヤマザキナビスコカップの準々決勝がいよいよ始まりました。

相手はヴィッセルが一番ライバル視するクラブ、ガンバ大阪です。共に今シーズン昇格を果たしたチームにも関わらず、先日のホームで1-5の大敗を喫してしまい非常に悔しい思いをしました。今シーズンタイトルを狙っているヴィッセルにとって、また同じ関西のライバルチームにとって負けられない戦いとなりました。

会場はいつものノエビアスタジアム神戸…ではなく、旧ホームの神戸ユニバー記念競技場です。試合前のサポーターミーティングでも、コールリーダーが「聖地」と呼んでおり、いまなおヴィッセルサポーターにとって特別なスタジアムであると感じられました。


スターティングメンバー


スターティングメンバーは以下の通りです。

ヴィッセル神戸
GK 山本
DF 橋本
  増川
  岩波
  高橋
MF ペドロジュニオール
  チョンウヨン
  シンプリシオ
  杉浦
FW 田代
  マルキーニョス

日本代表に選出されて離脱している森岡の代わりを誰が務めるのか、という点に注目が集まっていましたが、杉浦が入ってきました。先日のセレッソ戦ではベンチにも入っていなかっただけに少し驚きでしたが、今シーズンかなりいい働きをしているので納得できる選出だったと思います。

さらに、セレッソ戦で先発したものの名古屋でナビスコカップに出場していた枝村の代わりに、今シーズン初めて田代が先発しました。これにも驚かされましたが、人気の高い選手なのでサポーターも非常に期待している雰囲気が感じられました。

また、個人的に宇佐美対策としてスピードのある河本を先発させるのではと考えていましたが、安達監督は増川、岩波のコンビをファーストチョイスと考えているようです。

対するガンバ大阪は以下の通りです。

ガンバ大阪
GK 東口
DF 米倉
  西野
  岩下
  オ ジェソク
MF 今野
  遠藤
  倉田
  阿部
FW 宇佐美
  パトリック

すべての神戸ファンもこのときばかりは宇佐美に日本代表に選ばれてほしいと思っていたはずですが、なぜかいますw そして世代交代によって選出されるか注目されていた今野、遠藤の両ボランチも先発です。森岡のいない神戸に対してフルメンバーのガンバということで、厳しい戦いになる予感がしていました。


前半


前半早々に試合は動きます。ガンバが立ち上がりからかなり積極的なプレスをしてきたことで、神戸は不用意なカウンターを食らってしまいます。11分にボールを素早く右サイドに展開されると、パトリックは中に走りこんでいた宇佐美にパス。宇佐美はそのまま軽くトラップして神戸のゴールネットを揺らしてしまいました。

神戸サポーターの目の前で開始早々にやられたということで、「また宇佐美か!」「いい加減宇佐美止めろよ!」など厳しい言葉がかけられましたが、同点ゴールを奪うためにすぐ応援に切り替えます。

しかし前半はそのまま終了。セレッソ戦と同じくハイプレスできた相手に対していかにボールをキープし、攻撃の形を作るか、という点が課題だと感じられました。

 

後半


後半すぐに安達監督は動きます。やはり攻撃面でなかなか絡めてなかったように見えた杉浦に代えて、アビスパからやってきた石津を投入します。この交代によって攻撃のアイデアのある選手がシンプリシオ一人から、シンプリシオ+石津の二人になったことで一気に神戸ペースになってきます。

すると石津投入から8分後の64分、シンプリシオのアイデアのあるパスからマルキーニョスのゴール!!ここ数試合あきらかに開幕時のキレがなくなってきていたように感じられましたが、角度のないところからシュートを決めてくれました。

終盤には相手選手のハンドもありましたが、主審はPKを宣告せずそのまま試合終了しました。

 

総括

前回1-5で敗れた相手に後半は終始ペースを握りながらの引き分けということで、非常にポジティブな印象を持つことが出来ましたし、平日夜に集まった13000人のサポーターも満足できた試合だったのではないでしょうか。

しかし後半にペースを握れたのも宇佐美、パトリックの両相手FWが交代したことが大きな要因のような気がします。

ポジティブな部分は、マルキーニョスが調子を落としてなかなかボールが収まらなかった前線に、田代が復活してうまくボールを収めることが出来た点です。これによってショートパスしかなかったここ数戦の神戸の攻撃に新たな武器が加わったと考えることが出来ます。そして石津が徐々に神戸にフィットしてきたこともポイントです。、きょうの出来は、森岡の代わりを十分務められるポテンシャルがあることを証明したと思います。

ですがネガティブな部分もたくさんあり、プレスのきつい場面でもアイデアのパスを出せる選手がやはり少ないこと、前線にクロスをあげる選手がおらずサイドからの攻撃を捨てざるを得ないこと、組織立った守備が出来ていないのでどうしても1試合一失点はしてしまうことなどです。特にサイドからクロスをあげられないことは攻撃の幅を非常に狭めていると思います。この点については高橋のさらなる成長、そして相馬キャプテンの復活を待望しています。

 

次節

次節はアウェイ万博でのガンバ戦ですが、この記事を書いている時点でもう結果は出てしまいました。結論からいうと0-3で完敗し、ヴィッセルは準決勝進出と初タイトルの可能性を閉ざしてしまいました。試合を見れていないので詳しいことはわかりませんが、やはりチャンスを決めきるガンバと、詰めの甘いヴィッセルの差が出たと言えそうです。

J1リーグの次節はアウェイのFC東京戦です。森岡も復帰するので、少しでも可能性のある限りJ1の頂点を目指して戦ってほしいと思います。

次回は10月5日のホーム名古屋戦を観戦予定です。

【TV観戦】日本vsウルグアイ、日本vsベネズエラ

TV観戦と言いながら、森岡がスタメンではない時点でしっかりみていませんでした。

試合内容は、初選出の選手が多く出場していた影響で稚拙な守備のミスが多かったと思いました。まだ監督が手元で実際にプレイを見たくてたくさんの選手を招集している段階だと思うので、だんだんと良くなってくるはずだと思います。

さて、森岡についてですが、言いたいことは一つ。


「出場させないなら呼ぶな」


おそらくすべてのヴィッセルファンが思っていることだと思います。

「23人全員を試したい」「親善試合よりも公式戦を優先する」という監督の言葉はなんだったのかと思います。

はっきりいってナビスコカップに森岡が出場していれば、第1戦に勝利していたかもしれず、第2戦もアウェイゴールを奪えていた可能性がある訳で、この点についてアギーレ監督には納得のいく説明をして欲しいと強く思っています。

ただ、ウルグアイ戦で出場3分間の間にみせた森岡のプレイは、多くの代表ファン、他サポにも響いたことはポジティブに感じています。これからも継続的に選出されて、日本代表を引っ張っていって欲しいと思います。

『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイヤモンド、2012)を読んだ

なぜ産業革命に代表される、人類の進歩の最先端は常にヨーロッパに存在したのか?
ヨーロッパ人が他の人種に比べて知能で優れていたからなのか?
そうではないとしたら、何が決定要因となってここまでの発展の差が開いたのか?

こうした疑問は普段生活していて思い浮かぶことではないかもしれない。だがいざ納得のいく答を述べられるか、といえばほとんどの人が無理だと思う。もしかしたら、こうしたあえて答を用意する必要のない問いに対しても、常に自分なりの答を持っている人ということが、教養のある人の条件なのかなと思う。

冒頭の問いに対して、ヨーロッパのあるユーラシア大陸が、他の大陸に比べて東西に長いこと、農耕に適した植物と、家畜にするのに適した野生動物が存在していたことが、ヨーロッパ人の技術の先進性の究極的な要因だと述べている。これらの要因と結論にはいささか論理の飛躍があるように思われえるが、本の内容を読むことで十分納得の行く説明や考古学的な証拠が取り上げられているので、少しでも興味があれば読んでみることをお勧めしたい。

また、著者がフィールドワークを行った地でもあるパプアニューギニアを始め、東南アジアの民族の移動や交易についても詳しく述べられているので、今後日本と関係が強化されるであろう東南アジアについて詳しく掘り下げて知りたいという場合でもこの本は役に立つのではないかと思う。

銃・病原菌・鉄 上巻

銃・病原菌・鉄 上巻