日曜の午後、木曜の夕方

写真が趣味になりました

『超入門 資本論』(木暮太一、2014)を読んだ

久しぶりの更新になります。 一度サボってしまうと習慣を取り戻すのは難しいですね。 今回読んだ本は『超入門 資本論』というマルクス経済学の入門書です。 『いまさら社会主義かよ!』と言われそうですが、実は『資本論』はその題名の通り、 資本主義の仕組…

『地球温暖化を考える』(宇沢弘文、1995)

先日亡くなられた、宇沢弘文さんによる地球温暖化問題の啓蒙書です。恥ずかしながら、亡くなられたという新聞記事が出るまでこの方のことを知らなかったのですが、経済学の本場であるアメリカで活躍された数少ない日本人のようです。教え子には経済学部生に…

『殺人ザルはいかにして経済に目覚めたか』(P・シーブライト、2010)を読んだ

『銃・病原菌・鉄』は非常にいい本でした。文章は読みやすいし、論理は明確だし、多くの学問を横断しているのでとても興味深い本でした。 本書で取り上げられていた「人類の成り立ち」というテーマをさらに深く追求するために、『殺人ザルはいかにして経済に…

『銃・病原菌・鉄』(ジャレド・ダイヤモンド、2012)を読んだ

なぜ産業革命に代表される、人類の進歩の最先端は常にヨーロッパに存在したのか?ヨーロッパ人が他の人種に比べて知能で優れていたからなのか?そうではないとしたら、何が決定要因となってここまでの発展の差が開いたのか?こうした疑問は普段生活していて…

『橋下徹 改革者か壊し屋か -大阪都構想の行方-』(吉富有治,2011) を読んだ

数年前に圧倒的な支持を受けて大阪府知事になった橋下徹の政策やキャラクターから、「今後大阪はどうなるの」という声に応えようとしている本です。 この前に読んだ『さっさと不況を終わらせろ』と絡めてこの本を読んでみると、大阪市と大阪府を合併して大阪…

『さっさと不況を終わらせろ』(P.クルーグマン、2012)を読んだ

大学に入ったときは、「就職が比較的良いから」「単位が楽に取れるから」という後ろ向きな理由で経済学部を選んだのだが、このところ経済学って実はしっかりと学ぶ必要がある学問なのでは、と思うようになった。 その理由は、経済政策について善し悪しの基準…

『帰ってきたヒトラー』を読んだ

前から読みたかったこの本。ドイツ国内で出版されてかなり反響があったようです。WW2の頃のドイツの独裁者ヒトラー。日本の近代史教育ではなかなかドイツにスポットが当たることがないため、ヒトラーがタブーという意識も低いと思いますが、ドイツ語の題名が…

『時をかける少女』を読んだ

『時をかける少女』を読んでみたいなと思ったのは、「アニメが有名」って話を友人から聞いていたのと、作者の筒井康隆が書いた本だと知ったから。 筒井康隆と言えば、関西人にとっては『ビーバップ・ハイヒール』という深夜番組に出演しているのが有名で、い…

『幽剣抄』(菊池秀行、2000年)を読んだ

この本は題名の通り、「幽霊」「剣術」に関する9つの短編からなっている。剣の道を究めようとする武士が、幽霊の起こす奇妙な事件を解決するために奔走するのが基本パターンであるが、どれも短い話の中に幽霊の奇妙さが織り込んであり、読んでいて充実感を得…

ダンブラウン『インフェルノ』を読んだ。

主人公ロバートラングドンが活躍するシリーズの5作目。自分が読むのは『ダヴィンチコード』『天使と悪魔』に続いて3作目。例によって2月にあったkindleの角川70%オフセールで買って積読していたものです。 読み終わって思うのはやっぱり面白いなーというこ…

『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)を読んだ。

『ゴールデンスランパー』『重力ピエロ』で有名な伊坂幸太郎さんの本、『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。 『アヒルと鴨』は気味の悪さがある小説だった(たぶんそれが作者の狙いなんだろうけど)。動物虐待の描写は間接的なものだけだったけれど、そ…

【ジャンル別】Kindle本(和書)販売状況 2013年10月現在版

kindleで本を買おうと思っても紙の本しかない場合もちょくちょく見かけるので、どれだけの本がkindle化されているのかまとめてみます。 今回は和書のみです。kindle化されている和書の数は150,573冊に対し、紙の本の商品数は4,834,094冊で、kindle化率は約3.…

『SIMフリースマホと27日間世界一周』(中山智、2013)を読んだ

amazon 月刊セールで120円になっていたので買ってみました。衝動買いです。 もともと週刊アスキーの連載になっていたものをまとめてkindleで出版したみたいです。やたらボリュームが少ないなと思ったらこれが理由でした。 特に海外旅行の予定もないので情報…

『楽園のカンバス』(原田マハ,2012) を読んだ

もう一ヶ月ほど前になるけれど、原田マハさんの『楽園のカンバス』という本を読みました。 読んだきっかけは、kindleでたまたまセールをやってたのがこれ、という衝動買いの極みみたいなもの。 美術館に勤める主人公が、スイスの大富豪に呼ばれて作品の真贋…