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日曜の午後、木曜の夕方

写真が趣味になりました

『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎)を読んだ。

『ゴールデンスランパー』『重力ピエロ』で有名な伊坂幸太郎さんの本、『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。

『アヒルと鴨』は気味の悪さがある小説だった(たぶんそれが作者の狙いなんだろうけど)。動物虐待の描写は間接的なものだけだったけれど、それでもぞっとするモノはあるし、何より主人公の女の人がいつか殺されるのではないかという恐怖がずっとつきまとっているので、読んでて気分が悪くなった。気分が悪くなってまでこの本を読む必要があるのかと思ったが、不思議と最後はさわやかな(?)終わり方だったので好感が持てた。

あと、第二主人公(?)の男の子は、入学してすぐの大学生という設定なのだが、この時期って友達もいないし一人暮らしは初めてだしで、すごく不安なのです。彼の置かれた状況にもすごく共感できて、この小説の陰湿さに繋がってしまったな。

伊坂幸太郎さんの小説は、最初〜終盤までどろどろしてて、最後にさわやかな終わり方をするパターンが多いのかなぁ。最近はできるだけ平和な話が読みたいのでちょっとなー。

 

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)