日曜の午後、木曜の夕方

写真が趣味になりました

【現地観戦】ヴィッセル神戸vsガンバ大阪(ヤマザキナビスコカップ準々決勝第一戦 @神戸ユニバー記念競技場)

(記事にするのが遅れてしまいましたが、せっかく書いたのでアップします。この記事は9月7日時点で書かれたものです)

 

ヴィッセル神戸にとってクラブ史上初となるヤマザキナビスコカップの準々決勝がいよいよ始まりました。

相手はヴィッセルが一番ライバル視するクラブ、ガンバ大阪です。共に今シーズン昇格を果たしたチームにも関わらず、先日のホームで1-5の大敗を喫してしまい非常に悔しい思いをしました。今シーズンタイトルを狙っているヴィッセルにとって、また同じ関西のライバルチームにとって負けられない戦いとなりました。

会場はいつものノエビアスタジアム神戸…ではなく、旧ホームの神戸ユニバー記念競技場です。試合前のサポーターミーティングでも、コールリーダーが「聖地」と呼んでおり、いまなおヴィッセルサポーターにとって特別なスタジアムであると感じられました。


スターティングメンバー


スターティングメンバーは以下の通りです。

ヴィッセル神戸
GK 山本
DF 橋本
  増川
  岩波
  高橋
MF ペドロジュニオール
  チョンウヨン
  シンプリシオ
  杉浦
FW 田代
  マルキーニョス

日本代表に選出されて離脱している森岡の代わりを誰が務めるのか、という点に注目が集まっていましたが、杉浦が入ってきました。先日のセレッソ戦ではベンチにも入っていなかっただけに少し驚きでしたが、今シーズンかなりいい働きをしているので納得できる選出だったと思います。

さらに、セレッソ戦で先発したものの名古屋でナビスコカップに出場していた枝村の代わりに、今シーズン初めて田代が先発しました。これにも驚かされましたが、人気の高い選手なのでサポーターも非常に期待している雰囲気が感じられました。

また、個人的に宇佐美対策としてスピードのある河本を先発させるのではと考えていましたが、安達監督は増川、岩波のコンビをファーストチョイスと考えているようです。

対するガンバ大阪は以下の通りです。

ガンバ大阪
GK 東口
DF 米倉
  西野
  岩下
  オ ジェソク
MF 今野
  遠藤
  倉田
  阿部
FW 宇佐美
  パトリック

すべての神戸ファンもこのときばかりは宇佐美に日本代表に選ばれてほしいと思っていたはずですが、なぜかいますw そして世代交代によって選出されるか注目されていた今野、遠藤の両ボランチも先発です。森岡のいない神戸に対してフルメンバーのガンバということで、厳しい戦いになる予感がしていました。


前半


前半早々に試合は動きます。ガンバが立ち上がりからかなり積極的なプレスをしてきたことで、神戸は不用意なカウンターを食らってしまいます。11分にボールを素早く右サイドに展開されると、パトリックは中に走りこんでいた宇佐美にパス。宇佐美はそのまま軽くトラップして神戸のゴールネットを揺らしてしまいました。

神戸サポーターの目の前で開始早々にやられたということで、「また宇佐美か!」「いい加減宇佐美止めろよ!」など厳しい言葉がかけられましたが、同点ゴールを奪うためにすぐ応援に切り替えます。

しかし前半はそのまま終了。セレッソ戦と同じくハイプレスできた相手に対していかにボールをキープし、攻撃の形を作るか、という点が課題だと感じられました。

 

後半


後半すぐに安達監督は動きます。やはり攻撃面でなかなか絡めてなかったように見えた杉浦に代えて、アビスパからやってきた石津を投入します。この交代によって攻撃のアイデアのある選手がシンプリシオ一人から、シンプリシオ+石津の二人になったことで一気に神戸ペースになってきます。

すると石津投入から8分後の64分、シンプリシオのアイデアのあるパスからマルキーニョスのゴール!!ここ数試合あきらかに開幕時のキレがなくなってきていたように感じられましたが、角度のないところからシュートを決めてくれました。

終盤には相手選手のハンドもありましたが、主審はPKを宣告せずそのまま試合終了しました。

 

総括

前回1-5で敗れた相手に後半は終始ペースを握りながらの引き分けということで、非常にポジティブな印象を持つことが出来ましたし、平日夜に集まった13000人のサポーターも満足できた試合だったのではないでしょうか。

しかし後半にペースを握れたのも宇佐美、パトリックの両相手FWが交代したことが大きな要因のような気がします。

ポジティブな部分は、マルキーニョスが調子を落としてなかなかボールが収まらなかった前線に、田代が復活してうまくボールを収めることが出来た点です。これによってショートパスしかなかったここ数戦の神戸の攻撃に新たな武器が加わったと考えることが出来ます。そして石津が徐々に神戸にフィットしてきたこともポイントです。、きょうの出来は、森岡の代わりを十分務められるポテンシャルがあることを証明したと思います。

ですがネガティブな部分もたくさんあり、プレスのきつい場面でもアイデアのパスを出せる選手がやはり少ないこと、前線にクロスをあげる選手がおらずサイドからの攻撃を捨てざるを得ないこと、組織立った守備が出来ていないのでどうしても1試合一失点はしてしまうことなどです。特にサイドからクロスをあげられないことは攻撃の幅を非常に狭めていると思います。この点については高橋のさらなる成長、そして相馬キャプテンの復活を待望しています。

 

次節

次節はアウェイ万博でのガンバ戦ですが、この記事を書いている時点でもう結果は出てしまいました。結論からいうと0-3で完敗し、ヴィッセルは準決勝進出と初タイトルの可能性を閉ざしてしまいました。試合を見れていないので詳しいことはわかりませんが、やはりチャンスを決めきるガンバと、詰めの甘いヴィッセルの差が出たと言えそうです。

J1リーグの次節はアウェイのFC東京戦です。森岡も復帰するので、少しでも可能性のある限りJ1の頂点を目指して戦ってほしいと思います。

次回は10月5日のホーム名古屋戦を観戦予定です。